twilog まり(@mrmlmary)

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下僕の導き【ベルナルドEDベル誕7】

お久しぶりです。

ネットでSMを調べても
Mの開放は書かれているのに、
Sへの目覚めはなかなかありませんでした。

なので、今回も捏造です。

廣い、廣い心でお読みくださいませ。

エロですが、これをエロと言うのか、よくわかりません。
一応この場面では二人ともバスローブを着ていて、まったく脱ぎません。
お互いの性器への接触も全くありません。
でも、ちょっとだけ喘ぎ声が紛れてます。

******************

「今日はずいぶん、楽しそうだったんじゃねぇ?」
 ずっと言ってやろうと思っていたことを、部屋に帰ってきてやっと言えた。
「そうかい?パーティーは疲れるね」
 ベルナルドが風呂上りのオレの髪を拭きながら答えた。ベルナルドもすでに風呂上りのため、パーティー用の後ろで1本に縛る髪型も消えていた。
「あのお嬢さん、お前のことずいぶん気に入ったみたいだな」
「そうだったかな。光栄だね」
 ベルナルドは興味なさ気にオレの髪を拭き続ける。
「なんだよ。お前だってずいぶん乗り気で話してただろ?」
「なんだい?ジャン。嫉妬してくれるのかい?」
 そう言いながらオレの足を拭く。ベッドの下の床に膝をつき、いつもの終了の合図をオレの足の甲に落とす。
「――!」
 突然、数日前の無様な姿がフラッシュバックする。バスルームのタイルに力なく蹲るベルナルド。いつもの整ったスーツ姿の幹部筆頭はそこにはいなかった。お湯と泡に濡れ、シャツも髪形もヨレヨレで、だらしなく唇が緩み唾液と白濁を零している、あのベルナルド…。
 ふと、悪戯心が灯る。
「嫉妬して欲しい?ダーリン」
 ベルナルドが抱える右足でベルナルドの頬を突いてみる。ベルナルドは片目を細め、オレの足を避けることなく黙って突かれている。親指でベルナルドの顎を突き上げる。ベルナルドがこちらを仰ぎ見た。
「…っ…」
 どくん。体の中の血液が一瞬で沸騰したような感覚。視線が絡む。
「残念ながら、嫉妬してくれてるようには見えないけどね」
 ベルナルドの瞳の奥に炎が宿った気がした。
「――…」
 引っ張られる。
 そう思った。ベルナルドの瞳の奥の深い底に、吸い込まれそうだ。その底に落ちたら最期、もう這い出せない。その身を瞳の奥の炎に焼かれるのだ。全身が逆毛だって警告を発している。
 オレは平常心を装った。
「あのパーティーの女にもこんなことされて平気なん?」
 ベルナルドが微笑みながら、口を開く。
「いいや。ジャンだけだよ」
 微笑みを湛えた唇が吸い寄ってくる。
「…見ろよ。オレらのこの姿…」
 オレはベルナルドから目を離せない。ベルナルドに、取り込まれる。
「まるで、高慢な女王様と従順な下僕だぜ?」
 そう言って、ベルナルドの顎をつま先で小突き上げる。 
「…『女王様』」
「――…」
 こいつ…何言ってやがる。とうとう理性ぶっ飛んだか?
「おいおい、オレは男だぜ?」
「『では、御主人様と』…」
 オレが必死で現実にしがみつこうとしているのに、ベルナルドはフィクションの世界への引きずっていこうとする。
「――ぁ」
 ベルナルドの唇が、オレの足の親指を咥えた。
「ベルナルド…!?」
「…」
 突然のことで、一瞬ベルナルドが何をしたのかわからなかった。つま先から電流のように駆け上がった感覚。次の瞬間、目に飛び込んできたのは、オレの右足の親指をしゃぶるベルナルドだった。
 ベルナルドは無言でオレの親指を舐め続ける。視線はそのままに、オレを見つめている。
「…ベル…ナルド…」
 ベルナルドは丁寧に人差し指、中指、と他の指も舐め始める。指と指の間の水かきを尖った舌先でなぞられる。一体どれだけこの舌に翻弄され続けてきたことだろう。今日も、そうなのか。
「…んぁ…」
 快感が、奔る。
「…っ…!」
 快感、なのだ。くすぐったさ、だけでは説明のつかない感覚がオレ自身に集まってきている。しかし何よりも、ベルナルドのその姿。クる。パーティーで見せた、あのデキる男の姿はどこに行ったのだ。一寸の隙もない知的な紳士、男も女も心を寄せる柔和な佇まい。それが今は、これ、だ。
 オレの足の指に舌を這わせ、オレの反応を窺っている。オレが少しでも反応すると目を細め執拗に責めてくる。
 ムカツク。
「――!」
 オレは自分の足の指をベルナルドの喉に押し込んだ。咳込むベルナルドが口を離さないように、さらに奥へと押し込む。ベルナルドの顔は醜く歪み、口からは唾液を溢れさせ、涙を流している。
 これが、あのベルナルドなのか?パーティーで女の心を手玉に取った、昼間に部下に的確な指示を出し仕事を捌いていた、あの男と同一人物…
「――くそっ…!」
 そのまま蹴り上げた。
 …ベルナルドの口はオレの足を離し、長躯は向こう側の壁に打ち付けられぐったりしたまま動かない。
 オレはそのまま自分の熱が引いて行くのを待った。つま先の感触が消えるのを待った。
「…っ…!…」
 ベルナルドが咳込み、上体を起こそうとしている。喉に何か引っ掛かっているような呼吸音が聞こえる。
 オレの熱は引いていかない。つま先の感触はそこに留まったままだ。
「――くそっ!…くそっ…!!」
 起き上がろうとするベルナルドの肩をオレはベッドに乗ったまま蹴りつける。痩せた体は、今度は床に転がった。
 また起き上がろうとするから、もう一度蹴った。
 また起き上がろうとするから、もう一度蹴った。
 また起き上がろうとするから、もう一度蹴った。
 また起き上がろうとするから、もう一度蹴った。
 ………
「――ハッ!…ははは…はは…」
 オレの喉から笑い声が漏れる。乾いた声が。止まらない。
 わかってる。オレ自身の熱が引かない。それどころか、さっきからずっと熱い血が流れ込んでくる。
 ベッドの上から、床に転がっているベルナルドを見下ろした。
 …怖い。
 自分は、何なんだ。この自分は、いったい…
「『御主人様』」
 ベルナルドが体を起こす。
「『いかがされました?』」
 その瞳はまるで、オレの心を見透かすように。
「『恐怖など、無用です』」
 ベルナルドが願った『プレゼント』…
「…『一緒に』…」
 ベルナルドが引き出したがっている『オレの欲望』…
「…ぁっ…!」
 下僕の口に含まれたつま先から、待っていたものが全身を駆け巡った。

 新たな快感を与えるのはいつも、ベルナルドだ。
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テーマ : 二次創作小説
ジャンル : アニメ・コミック

tag : LD1 ラッキードッグ1 ベルジャン ベル誕

コメント

非公開コメント

コメント遅くなりました(ノд<。)゜。
mariさんの書くジャンさんのSはやばいですね!(≧ω≦)
あの腹黒っぷりが惚れます(//∀//)
というか惚れましたwww
やっぱりmariさんには憧れます!

こちらこそ遅くなりまして

お久しぶりです。
書くの遅くてすみません。

Sジャンさんは難しいです。
ベルナルドはS素質もM素質もあるけどMな人で、
ジャンさんはもともとS素質もM素質も薄い人だと思うので、
ベルナルドに暗に導かれてSの道へ…という
ジャンさんがS化する過程を書くのはとても大変でした。

実はこの話、やっと今回あたりがやっと2/3地点くらいです。
あと少し続きます。

これからも読みにきてくださるとうれしいです。

もちろんです!

はい!
今後も毎日のように読みに来ます!(*^^)v
毎回毎回ほんとに図々しいコメントばかりですみません…(T_T)

こっちのブログは動画ばかり貼りつけているもので、mariさんが訪問したと知った時に「ふぇえっ!?」と思わず叫んでしまいましたww
あんなぐだぐだなブログを見て下さって本当にありがとうございますm(__)m
今後も何かいい動画を見つけたら貼り付けようと思っていますのでそのときはその動画を見て楽しんでいただければと思っております
ほんとに最後まで図々しいですが今後もよろしくお願いします!

いつも、おひさしぶりです。

毎日来てくださっても更新はしてません・・・すみません。
今回やっと更新できました。

気が向いたときに訪問者様リストを見てます。
んで、その方もラキドか咎狗の血が好きそうだと、
その方のブログに訪問することにしています。
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プロフィール

mari

Author:mari
「東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例」に反対します。
(「非実在青少年」に対する規制に反対します。)

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『ラッキードッグ1』

イヴァジャンイヴァ
ベルジャン
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Nitro+CHiRAL
『咎狗の血』

シキアキ
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【好きなBL小説】
英田サキ

Amazon.co.jp:『エス』シリーズ

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【好きな音楽】
GRANRODEO

谷山紀章さん

初音ミク
GUMI

好きな声優さん
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もう10数年以上前からのファンです。サイバーフォーミュラの新条直樹から。
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管理人:mari
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